人工呼吸器関連肺炎は抗菌薬8日が15日に非劣性 ― PneumA(ただし非発酵菌は要注意)
Chastre. 人工呼吸器関連肺炎は抗菌薬8日が15日に非劣性 ― PneumA(ただし非発酵菌は要注意)(8 vs 15 Days for VAP (PneumA, Chastre)). JAMA 2003;290(19):2588-2598.(DOI: 10.1001/jama.290.19.2588 / PMID: 14625336)
微生物学的に確定した人工呼吸器関連肺炎(VAP)で、抗菌薬8日 vs 15日を比較。28日死亡(18.8% vs 17.2%)・再発(28.9% vs 26.0%)はいずれも8日が非劣性で、抗菌薬フリー日数は8日群で多い。ただし緑膿菌など非発酵グラム陰性菌では8日で再発が増えた(40.6% vs 25.4%)。VAPの短期治療を確立した古典。
背景・CQ
VAPは従来14〜21日治療されることが多く、長期投与は耐性・コストを増やす。
適切な初期治療がなされたVAPで、8日は15日に非劣性か?
研究デザイン(PICO)
気管挿管下48時間以上で、気管支鏡的定量培養で確定したVAP、かつ適切な初期経験的治療を受けた成人(フランス51 ICU、n=401)。
抗菌薬8日間(197例)。
抗菌薬15日間(204例)。
28日死亡と肺感染の再発(非劣性〔マージン10%〕)、および総抗菌薬使用(短縮の優越)。
方法:前向き・無作為化・8日目まで二重盲検。抗菌薬の選択は担当医(起因菌に応じた適切な治療)。
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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。