重症敗血症にHES(ヒドロキシエチルデンプン)は有害 ― 死亡・腎障害が増える
Perner(6S/Scandinavian Critical Care Trials Group). 重症敗血症にHES(ヒドロキシエチルデンプン)は有害 ― 死亡・腎障害が増える(6S). N Engl J Med 2012;367(2):124-134.(DOI: 10.1056/NEJMoa1204242 / PMID: 22738085 / NCT00962156)
重症敗血症で、HES 130/0.42(デンプン膠質液)vs リンゲル酢酸を比較・n=798。HES群は90日死亡51% vs 43%(RR 1.17・P=0.03)、腎代替療法22% vs 16%(P=0.04)と増加し、出血も多い。HESは有害。CHEST/VISEPと併せ「デンプン時代の終わり」を告げた。
背景・CQ
高分子HESは腎障害が知られ、低分子HES 130/0.4が「より安全」として北欧で第一選択の膠質液になっていた。しかし重症敗血症での検証はなかった。
HES 130/0.42は安全か?
研究デザイン(PICO)
重症敗血症のICU成人(n=798、北欧30 ICU)。
6% HES 130/0.42(リンゲル酢酸基剤)。
リンゲル酢酸(晶質液)。
90日死亡 or 透析依存(末期腎不全)の複合。
方法:無作為化・二重盲検・多施設。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。