緩徐な強化血糖は、腎症を減らし、死亡は増やさなかった
. 緩徐な強化血糖は、腎症を減らし、死亡は増やさなかった(ADVANCE). N Engl J Med 2008.(DOI: 10.1056/NEJMoa0802987 / PMID: 18539916 / NCT00145925)
2型糖尿病に、グリクラジド徐放錠を基盤にした強化血糖管理(HbA1c≤6.5%目標)vs 標準を比較。 HbA1cは強化6.5% vs 標準7.3%。主要複合(大血管+細小血管)を10%減、主に腎症の21%減による。大血管・死亡は有意差なし、ACCORDと違い死亡は増えなかった。「緩徐な強化なら腎を守れる」を示した一本。
背景・CQ
強化血糖の血管benefitは不確実で、ACCORDでは害も示された。緩徐な強化ならどうか。
CQ:グリクラジド基盤の強化血糖は、2型DMの血管合併症を減らすか? 害はないか?
研究デザイン(PICO)
2型糖尿病(55歳以上、血管疾患/リスクあり、11,140例)
強化(グリクラジド徐放+必要薬、HbA1c≤6.5%目標)
標準(地域ガイドライン準拠)
大血管イベント(CV死・非致死性MI・脳卒中)と細小血管イベント(新規/悪化の腎症・網膜症)
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。