重症敗血症へのアルブミン追加は28日・90日死亡を改善しない(ALBIOS)
. 重症敗血症へのアルブミン追加は28日・90日死亡を改善しない(ALBIOS)(Albumin Replacement in Patients with Severe Sepsis or Septic Shock (ALBIOS)). N Engl J Med 2014;370(15):1412-1421.(DOI: 10.1056/NEJMoa1305727 / PMID: 24635772 / NCT00707122)
アルブミンは血管内に留まり、血圧を保ち、輸液量を減らす——理屈は通ります。ALBIOSではそのとおり、平均動脈圧は高く、水分バランスは低くなりました。それでも28日死亡は31.8%対32.0%、90日死亡も41.1%対43.6%で、生存は変わりませんでした。
背景・CQ
重症敗血症におけるアルブミン投与の潜在的な利点は以前から示唆されてきたが、その有効性は十分に確立されていなかった。
CQ:重症敗血症において、晶質液に20%アルブミンを追加すると28日死亡が減るか?
研究デザイン(PICO)
重症敗血症の成人 1818例(100 ICU)
20%アルブミン+晶質液(血清アルブミン30 g/L以上をICU退室または無作為化後28日まで維持)
晶質液のみ
主要評価=28日の全死亡
方法:多施設・非盲検(open-label)無作為化試験。イタリア医薬品庁(AIFA)資金。副次評価は90日全死亡、臓器障害の患者数と程度、ICU・在院日数。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。