敗血症性ショックの蘇生指標 ― 末梢循環(CRT)は乳酸に劣らない
Hernández(ANDROMEDA-SHOCK Investigators/LIVEN). 敗血症性ショックの蘇生指標 ― 末梢循環(CRT)は乳酸に劣らない(ANDROMEDA-SHOCK). JAMA 2019;321(7):654-664.(DOI: 10.1001/jama.2019.0071 / PMID: 30772908 / NCT03078712)
敗血症性ショックで、末梢循環(毛細血管再充満時間 CRT)を指標にした蘇生は、乳酸を指標にした蘇生と比べ28日死亡が34.9% vs 43.4%(HR 0.75・P=0.06)で主要評価は有意差なし。ただしCRT群は輸液量が少なく臓器障害も軽い。簡便でどこでもできる蘇生指標としての価値を示した。
背景・CQ
ガイドラインは乳酸の正常化を蘇生目標に勧めるが、乳酸は低酸素以外の要因でも遅れて下がる。
末梢循環(CRT)を目標にすると、乳酸目標より転帰が良いか?
研究デザイン(PICO)
早期の敗血症性ショック(n=424、中南米5か国28施設)。
CRT指向蘇生(CRT正常化を目標、30分ごとに評価)。
乳酸指向蘇生(乳酸の正常化/2時間ごと≥20%低下を目標)。8時間プロトコル。
28日全死亡。
方法:無作為化・多施設。CRT測定を標準化(ストップウォッチ・訓練・監査)。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。