低容量性ショックで膠質液と晶質液の28日死亡は変わらない(CRISTAL)
. 低容量性ショックで膠質液と晶質液の28日死亡は変わらない(CRISTAL)(Effects of Fluid Resuscitation With Colloids vs Crystalloids on Mortality in Critically Ill Patients Presenting With Hypovolemic Shock (CRISTAL)). JAMA 2013;310(17):1809-1817.(DOI: 10.1001/jama.2013.280502 / PMID: 24108515 / NCT00318942)
膠質液か晶質液か。CRISTALは低容量性ショックの2857例で比較し、主要評価の28日死亡は25.4%対27.0%で差なし。90日死亡は30.7%対34.2%で膠質液に有利でしたが、著者ら自身が「探索的であり、結論には更なる検討を要する」としています。
背景・CQ
低容量性ショックの管理において、膠質液と晶質液のどちらを選ぶべきかを支持する根拠は不明確なままだった。
CQ:低容量性ショックでICUに入室した患者において、膠質液は晶質液より死亡を減らすか?
研究デザイン(PICO)
低容量性ショックでICUに入室した患者 2857例(フランス・ベルギー・北アフリカ・カナダの57 ICU)。ケースミックス(敗血症/外傷/それ以外)で層別化
膠質液 1414例(ゼラチン、デキストラン、ヒドロキシエチルデンプン、4%または20%アルブミン)
晶質液 1443例(等張または高張食塩水、乳酸リンゲル液)
主要評価=28日以内の死亡
方法:多施設・無作為化・非盲検(アウトカム評価は割り付けに盲検)。維持輸液以外のすべての輸液介入に適用。2003年2月〜2012年8月に登録、追跡は2012年11月終了。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。