インスリンデグルデクはグラルギンにCV非劣性で、重症低血糖は有意に少なかった
Marso. インスリンデグルデクはグラルギンにCV非劣性で、重症低血糖は有意に少なかった(DEVOTE). N Engl J Med 2017;377(8):723-732.(DOI: 10.1056/NEJMoa1615692 / PMID: 28605603 / NCT01959529)
高心血管リスクの2型糖尿病で、超持効型インスリンデグルデクはグラルギンに心血管安全性で非劣性(MACEは差なし)。一方で重症低血糖は有意に少なかった。CVは引き分け、低血糖で一歩リードした試験。
背景・CQ
デグルデクは半減期が長く日内変動が小さい超持効型インスリンで、低血糖が少ないと期待されていた。だがFDAは新規糖尿病薬に心血管安全性の証明を求める。
デグルデクはグラルギンに対し心血管的に安全(非劣性)か?低血糖は本当に少ないか?
研究デザイン(PICO)
高心血管リスクの2型糖尿病(n=7637、85.2%が既存CVD/CKD、平均65歳・罹病16.4年・HbA1c 8.4%)。
インスリンデグルデク(1日1回)。
インスリングラルギン U100(1日1回)。treat-to-target。
3-point MACE(心血管死・非致死性MI・非致死性脳卒中)の非劣性。
方法:無作為化二重盲検・treat-to-target(両群とも同じ血糖目標へ調整)。主要は非劣性(HR上限<1.3)。事前規定の多重性調整済み二次評価=重症低血糖。中央値約2年。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。