最重症ARDSの早期VV-ECMO ― 主要評価は非有意だが早期戦略を支持
Combes(EOLIA Trial Group/REVA/ECMONet). 最重症ARDSの早期VV-ECMO ― 主要評価は非有意だが早期戦略を支持(EOLIA). N Engl J Med 2018;378(21):1965-1975.(DOI: 10.1056/NEJMoa1800385 / PMID: 29791822 / NCT01470703)
最重症ARDSへの早期VV-ECMOを、従来人工呼吸(救済ECMO可)と比較・n=249で無益中止。60日死亡は35% vs 46%(RR 0.76・P=0.09)で主要評価は非有意。ただし対照の28%が救済ECMOへクロスオーバー(高死亡)、治療失敗は35% vs 58%でECMO有利。経験施設での条件付き使用を支持。
背景・CQ
VV-ECMOは難治性低酸素ARDSの救済に使われるが、現代の質の高いRCTは乏しかった。
多臓器障害が進む前の「早期」ECMOは、最適化した人工呼吸より生存を改善するか?
研究デザイン(PICO)
最重症ARDS(P/F<50が3h超/<80が6h超/pH<7.25等)、人工呼吸<7日(n=249)。
早期VV-ECMO。
従来の肺保護換気(腹臥位・筋弛緩を推奨)+難治時は救済ECMO可。
60日死亡。
方法:無作為化・多施設・国際。事前の無益基準で早期中止(計画331例中249例)。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。