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会員限定冠動脈疾患RCT・戦略比較(非盲検)N Engl J Med 2020読了 約6分

ISCHEMIA:安定CADで“強い虚血”なら侵襲的治療は予後を変えるか

Maron DJ, Hochman JS, et al. Initial Invasive or Conservative Strategy for Stable Coronary Disease. N Engl J Med. 2020;382:1395–1407.(DOI:10.1056/NEJMoa1915922)

中等度〜重度の虚血がある安定冠動脈疾患で、ルーチンの侵襲的治療(カテ+血行再建)は、最適薬物治療(OMT)単独に比べ死亡・心筋梗塞を減らさなかった(HR≈1.0)。一方で狭心症・QOLは侵襲的治療で改善。安定CADの血行再建は“予後”でなく“症状”のため、という理解を後押しした試験。

Background

背景・CQ

「虚血が強いほど予後が悪い→血行再建で予後改善」という発想があったが、COURAGEではPCIで予後改善を示せなかった。「では虚血が強い集団に絞れば侵襲が勝つのでは?」が残された問い。

クリニカルクエスチョン

中等度〜重度の虚血がある安定CADで、侵襲的戦略は保存的戦略より死亡・心血管イベントを減らすか?

Design (PICO)

研究デザインの読み方(PICO)

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Column

安定冠動脈疾患に、血行再建は要るのか ― 23試験で引く、効く場面と効かない場面の線

COURAGEが予後の利益を否定し、FFRによる病変選択が一度は救済し、ORBITAが症状すら疑い、ISCHEMIAが決着をつけた。しかし試験が否定したのは「安定冠動脈疾患における、予後を目的としたルーチンの血行再建」に…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。