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会員限定虚血性心疾患・冠動脈無作為化・非盲検・多施設N Engl J Med 2013読了 約4分

STEMI多枝病変で非責任病変への予防的PCIが心イベントを減らす(完全血行再建の先駆け)― PRAMI

Wald. STEMI多枝病変で非責任病変への予防的PCIが心イベントを減らす(完全血行再建の先駆け)― PRAMI(Preventive PCI of Non-culprit Lesions in STEMI (PRAMI)). N Engl J Med 2013;369(12):1115-1123.(DOI: 10.1056/NEJMoa1305520 / PMID: 23991625)

STEMIで責任病変のPCIに成功した多枝病変465人を、非責任病変への予防的(即時)PCI vs 責任病変のみに無作為化。主要複合(心臓死・非致死的MI・難治性狭心症)は予防的PCIでHR 0.35(95%CI 0.21–0.58、P<0.001)と大きく低下し、早期中止。STEMI多枝で「非責任病変も治す(完全血行再建)」が有益という流れを作った先駆けだが、小規模で効果量が大きく、解釈には注意。

Background

背景・CQ

当時のガイドラインは、STEMIの急性期は責任病変のみを治療し非責任病変は触らないのが原則だった(class III)。

クリニカルクエスチョン

STEMI+多枝病変で、非責任病変への予防的PCIは責任病変のみより心イベントを減らすか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

STEMIで責任病変PCIに成功し、非責任動脈に>50%狭窄をもつ患者(n=465、英国5施設、2008–2013)。

I
Intervention ・ 介入

予防的(即時)PCI=同一手技で非責任病変もPCI(234例)。

vs
C
Comparison ・ 対照

責任病変のみ(非責任病変は薬物治療)(231例)。

O
Outcome ・ 評価項目

心臓死・非致死的MI・難治性狭心症の複合。

方法:無作為化・非盲検・多施設(英国)。安全性・有効性の大差によりDSMBの勧告で早期中止。追跡平均約23か月。

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Column

安定冠動脈疾患に、血行再建は要るのか ― 23試験で引く、効く場面と効かない場面の線

COURAGEが予後の利益を否定し、FFRによる病変選択が一度は救済し、ORBITAが症状すら疑い、ISCHEMIAが決着をつけた。しかし試験が否定したのは「安定冠動脈疾患における、予後を目的としたルーチンの血行再建」に…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。