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会員限定敗血症(蘇生)実用的N Engl J Med 2015読了 約4分

英国でもEGDTは死亡を減らさず、臓器不全と費用は増えた(ProMISe)

Mouncey PR(ProMISe Trial Investigators). 英国でもEGDTは死亡を減らさず、臓器不全と費用は増えた(ProMISe)(Trial of Early, Goal-Directed Resuscitation for Septic Shock (ProMISe)). N Engl J Med 2015;372(14):1301-1311.(DOI: 10.1056/NEJMoa1500896 / PMID: 25776532 / ISRCTN36307479)

EGDT検証の三部作を締めくくった英国の試験。90日死亡は29.5%対29.2%で差なし。それだけでなく、EGDT群は臓器不全スコアがむしろ悪く、ICU滞在も長く、費用も増えました。費用対効果に優れる確率は20%未満です。

Background

背景・CQ

EGDTは国際ガイドラインで推奨されていたが導入は限定的で、有効性の不確実性が残っていた。英国の実診療下で、費用対効果まで含めて検証された。

クリニカルクエスチョン

CQ:敗血症性ショックにおいて、EGDTは通常ケアより90日全死亡を減らすか? 費用に見合うか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

敗血症性ショックの成人1260例(英国56病院)

I
Intervention ・ 介入

EGDT(6時間の蘇生プロトコル・630例)

vs
C
Comparison ・ 対照

通常ケア(630例)

O
Outcome ・ 評価項目

主要評価=90日全死亡。費用対効果分析を統合

方法:実用的(pragmatic)無作為化試験。英国NIHR Health Technology Assessment Programme資金。費用対効果分析を組み込んだ設計。

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Column

敗血症の輸液は、足すのか引くのか ― 22試験で引く、量・種類・やめどきの線

2011年、アフリカの小児3141例で、20 mL/kg のボーラスを入れた群のほうが多く死んだ。48時間死亡 10.6% / 10.5% 対 7.3%。世界中の蘇生ガイドラインが書いていた常識が、逆向きに壊れた瞬間であ…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。