敗血症性ショックのMAP目標 ― 高め(80-85)にしても死亡は変わらない
Asfar(SEPSISPAM Investigators). 敗血症性ショックのMAP目標 ― 高め(80-85)にしても死亡は変わらない(SEPSISPAM). N Engl J Med 2014;370(17):1583-1593.(DOI: 10.1056/NEJMoa1312173 / PMID: 24635770 / NCT01149278)
敗血症性ショックで、平均血圧(MAP)目標 80-85 vs 65-70 mmHgを比較・n=776。28日死亡は36.6% vs 34.0%(HR 1.07)で差なし。高目標群は新規心房細動が多い(6.7% vs 2.8%)。ただし慢性高血圧の亜群では高目標で腎代替療法が減少=標準はMAP≥65、慢性高血圧は個別に高めも。
背景・CQ
敗血症性ショックの蘇生でMAP≥65 mmHgが目安だが、より高い血圧を目指せば臓器灌流が改善し転帰が良くなるかは不明だった。
MAP目標を高く(80-85)すべきか?
研究デザイン(PICO)
輸液抵抗性の敗血症性ショック(昇圧薬使用)(n=776)。
高MAP目標 80-85 mmHg。
低MAP目標 65-70 mmHg。
28日全死亡。
方法:無作為化・多施設(仏)。事前に慢性高血圧で層別。
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総論を読む本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。