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会員限定輸液・蘇生(膠質液)多施設・2×2要因無作為化試験N Engl J Med 2008読了 約4分

重症敗血症でHESは有害、強化インスリン療法も害を増やした(VISEP)

. 重症敗血症でHESは有害、強化インスリン療法も害を増やした(VISEP)(Intensive Insulin Therapy and Pentastarch Resuscitation in Severe Sepsis (VISEP)). N Engl J Med 2008;358(2):125-139.(DOI: 10.1056/NEJMoa070716 / PMID: 18184958 / NCT00135473)

HESの害を最初に大規模に示した試験。VISEPは安全性を理由に早期中止され、HESは乳酸リンゲル液より急性腎不全と腎代替療法を増やし、その毒性は投与量が増えるほど強まりました。同時に検証された強化インスリン療法も、重症低血糖を17.0%対4.1%へ増やしています。

Background

背景・CQ

重症敗血症における強化インスリン療法の役割は不確実だった。また輸液蘇生は敗血症性ショックの生存を改善するが、晶質液と膠質液のどちらを選ぶべきかの根拠は乏しかった。

クリニカルクエスチョン

CQ:重症敗血症において、強化インスリン療法とHES(ペンタスターチ)はそれぞれ転帰を改善するか?

Design (PICO)

研究デザイン(PICO)

P
Population ・ 患者

重症敗血症の患者 537例(評価可能例)

I
Intervention ・ 介入

強化インスリン療法(正常血糖を維持)/10%ペンタスターチ(低分子ヒドロキシエチルデンプン HES 200/0.5)

vs
C
Comparison ・ 対照

従来型インスリン療法/修正乳酸リンゲル液

O
Outcome ・ 評価項目

共主要評価=28日死亡率と臓器不全スコアの平均

方法:多施設・2×2要因無作為化試験。安全性を理由に早期中止された。

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Column

敗血症の輸液は、足すのか引くのか ― 22試験で引く、量・種類・やめどきの線

2011年、アフリカの小児3141例で、20 mL/kg のボーラスを入れた群のほうが多く死んだ。48時間死亡 10.6% / 10.5% 対 7.3%。世界中の蘇生ガイドラインが書いていた常識が、逆向きに壊れた瞬間であ…

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本ページは医学情報の学習・抄読会支援を目的とした要約であり、個別の診療判断を代替するものではありません。掲載の数値は原著に基づきますが、投与の可否・用量などの最終判断は、必ず原著論文および最新の診療ガイドラインをご確認ください。図表は出版社からの転載ではなく、要点を独自に記述・再構成しています。